長さ:60秒〜120秒程度
媒体:ウェブ媒体
商材:スキンケア、ファンデーション、シャンプー等
企業名:株式会社ナリス化粧品


制作の背景
ご依頼をいただいた当時は、まさにコロナ禍の真っ只中。株式会社ナリス化粧品様は、対面販売を中心とした販売スタイルを長年続けておられましたが、感染拡大防止の観点から対面での活動に大きな制限がかかっていました。
そんな状況の中、「販売員に代わり、お客様に商品の魅力を届けられる手段を持ちたい」というご要望を受け、ウェブ動画を活用した商品プロモーションのご提案に至りました。
単なる商品紹介ではなく、動画が販売員の“代弁者”となり、女性のお客様の心にしっかりと届くような温度感と共感性のある映像表現が求められたプロジェクトでした。
撮影秘話
株式会社Doppoでは、これまで数多くの化粧品会社様の撮影を手がけてきた実績があります。今回の制作においても、その経験とノウハウを最大限に活かすことができました。
出演者の選定では、商品のターゲットである女性像を丁寧に分析し、ブランドの世界観にふさわしいモデルを起用。撮影スケジュールも、現場でのクオリティを最大限に保つために、余裕をもって段取りしました。
機材面では、美容商材の質感や細やかな表情が映えるよう、4K対応のカメラと専用レンズを使用。さらに、ヘアメイクやスタイリストも美容系の経験が豊富なスタッフをアサインし、撮影現場ではクライアント様が安心していただける環境を整えました。

制作のポイント
今回制作したのは、単なる広告動画ではなく、ナリス化粧品様の公式Youtubeチャンネルに長く掲載される“ブランドの顔”となる映像でした。そのため、瞬間的なインパクトではなく、繰り返し視聴されても見劣りしない「質の高さ」と「真摯さ」を大切にしました。
Doppoが得意とするのは、視聴者の「共感」を引き出す映像づくり。本作ではインタビューという手法を軸に、商品の使用者のリアルな声を通じて商品の魅力に触れてもらう構成に仕上げました。
また、これまでに培ったテレビインフォマーシャルの知見を活かし、「聞きやすさ」「伝わりやすさ」「信頼感」に配慮した構成と演出を実現。オウンドメディアでの長期的な使用を見据えた、飽きのこない設計としました。
編集のポイント
美容商材の映像編集で最も大切なのは「美しさの自然な表現」です。過度なレタッチではなく、モデルさんの素肌感を大切にしながら、ツヤやハリが感じられるような繊細な色調整とライティング処理を行いました。
とくに印象的だったのは、商品の使用シーン(塗布シーン)です。手元のアップやスローモーションを効果的に使用し、動画を見た視聴者が「私も試してみたい」と思えるような仕上がりを意識しました。
さらに、音楽やBGMも映像の世界観に合わせてセレクト。心地よいテンポ感と安心感を与える音設計で、全体のトーンを統一しています。
ブランディング映像で反響を起こしたい方へ
株式会社Doppoは、ブランディングやダイレクト広告映像など反響を起こす映像作りを得意としている制作会社です。福岡市に本社を置き、東京にも営業所がございます。是非、お問い合わせください。