はじめに
「商品やサービスの良さを伝えているのに、なぜか響かない」
「プロモーションはしているけど、ブランドの価値が伝わっていない気がする」
そんなお悩みを抱えている企業担当者の方に、ぜひ知っていただきたいのが**「ブランドムービー」**です。単なる広告映像とは異なり、ブランドの背景や哲学、そこに関わる人々の想いを映像で丁寧に描くブランドムービーは、共感と信頼を生み出すコミュニケーション手段として、今多くの企業に注目されています。
この記事では、企業がブランドムービーを制作する理由やメリットを、心理学的視点やマーケティング戦略も交えて解説します。
そして、映像制作会社Doppoが大切にしている「本質を引き出すストーリーテリング」についても詳しくご紹介します。
ブランドムービーとは?
ブランドムービーとは、企業や商品の価値観・世界観を映像で表現するコンテンツです。
製品のスペックや価格を訴えるのではなく、その“背景にあるストーリー”や“人の想い”を伝えることが目的です。
たとえば、
- 創業ストーリーを軸にブランドの原点を語るムービー
- 働く人々の声から、企業の理念を浮かび上がらせるムービー
- 地域や社会との関係性を描いたドキュメンタリー風のムービー
これらはすべてブランドムービーに含まれます。

なぜ企業はブランドムービーを作るのか?
共感と信頼を生む「ストーリーの力」
ユーザーの多くは「企業が何をしているか」よりも「なぜそれをしているのか」に興味を持っています。
その背景や想いに共感したとき、ユーザーは単なる“お客様”から“ファン”へと変わります。
メラビアンの法則が示す「非言語情報の重要性」
心理学者アルバート・メラビアンによれば、人が他者から受け取る情報のうち、
- 視覚情報(表情や見た目)…55%
- 聴覚情報(声のトーンや話し方)…38%
- 言語情報(話の内容)…7%
つまり、約9割が言葉以外の要素で構成されているというのが「メラビアンの法則」です。
ブランドムービーはこの視覚・聴覚情報をフルに活用することで、言葉では伝えきれない感情や世界観を“自然に、違和感なく”伝えることが可能です。
多くのユーザーの目に留まりやすいコンテンツ
動画はテキストや画像に比べて、圧倒的に注目率・記憶定着率が高く、SNSなどでのシェアもされやすいメディアです。
YouTubeやInstagram、X(旧Twitter)などとの相性も良く、ブランドのストーリーをより多くの人に届ける手段として最適です。
ファンを増やし、採用や社内ブランディングにも貢献
ブランドムービーは、社外への広報だけでなく、企業の価値観を社内外に浸透させるツールとしても機能します。
理念に共感した人材の採用促進や、社員のエンゲージメント向上にもつながります。
ブランドムービーに本当に大事なこととは?
ブランドムービーは、ただ美しく映像を構成し、企業の言いたいことを並べれば完成するというものではありません。
むしろそこには、**“生活者の視点にどれだけ立てているか”**という視座が欠かせません。
生活者の共感を得られなければ、届かない
企業の価値観や商品の特長を、企業目線で語るだけでは、共感は生まれません。
重要なのは、それらを**「生活者目線で語る」こと**です。
- このブランドは、私たちの暮らしにどう役立つのか?
- 日々の悩みや課題を、どう支えてくれるのか?
- その存在があることで、社会にどんな意味が生まれるのか?
こうした問いに誠実に向き合い、映像の中で言葉や映像として可視化していくことで、視聴者の“自分ごと化”が進みます。
社会の中での「ブランドの立ち位置」も大切に
また、ブランドは社会の中でどういう役割を果たしているのか、というメッセージも重要です。
商品を売るためだけではなく、企業が社会にどのように貢献しているか、どんなビジョンを持っているかを伝えることで、より深い共感が生まれます。
メッセージの“押し付け”ではなく、共感を
よくある失敗の一つに、「企業の伝えたいことばかりを詰め込みすぎてしまう」というケースがあります。
熱意は大切ですが、それが一方通行のメッセージになってしまうと、視聴者は「押しつけがましさ」や「広告臭」を感じてしまい、心が離れてしまいます。
大切なのは、視聴者の中にある「気持ち」や「気づき」に寄り添い、それをそっとすくい上げるように伝えることです。
答えはいつも、生活者の気持ちの中にある
どんなに素晴らしい企業理念も、どんなに優れた技術も、それが生活者の心に響かなければ、ただの独り言になってしまいます。
ブランドムービー制作において本当に大事なのは、「企業としての答え」ではなく、「生活者の中にある答え」を見つけ出すこと。
その気持ちにそっと寄り添い、「わかる」「そうだったんだ」「これがあってよかった」と思ってもらえる構成こそが、心に残る映像を生み出す鍵なのです。

Doppoが大切にしている「本質を引き出すストーリーテリング」
私たち株式会社Doppo(本社:福岡市)は、映像制作を通じて多くの企業様のブランディングに携わってきました。特徴は、「共感を生むストーリー設計」と「最後まで仕上げきる丁寧な編集」です。
ブランドムービーでは、ただ美しく撮るだけでは意味がありません。大切なのは、ブランドの核となる“想い”を映像でどう表現するか。私たちはディレクター陣が丁寧なヒアリングを行い、時にはインタビューや現場観察を通じて、企業の“らしさ”や“人間味”を掘り起こします。
また、Doppoは企画から編集・運用(協力会社)まで一貫したワンストップ体制。だからこそ、映像の流れや構成に無理がなく、視聴者にスムーズにメッセージが届きます。
そして「0から1を作る力」と「9から10に仕上げる力」の両立こそ、Doppoが選ばれる理由でもあります。
Doppo制作事例(一部)
<株式会社FRACORA様 THE EXOSOME 商品ブランディングムービー>


<株式会社FRACORA様 AMISTAシャンプー 商品ブランディングムービー>


まとめ
伝えたいことが“伝わる”時代へ
企業が自らの想いを正直に語り、表現できる時代です。
そして、そこに共感する人が集まり、ファンになり、仲間になっていきます。
ブランドムービーは、その橋渡しとなる大切なコンテンツ。
Doppoは、あなたの企業にしかない“らしさ”を、誰よりも丁寧に、映像という形で届けます。

Doppoに相談してみませんか?
「なんとなく伝えたいことがあるけど、言葉にしづらい」
「これまでにないブランド表現をしたい」
そんなときこそ、Doppoが力になります。
共感と信頼を生むブランドムービー、私たちと一緒に創りましょう。
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