インフォマーシャルってなに?その種類と特徴を解説!

1:そもそもインフォマーシャルとは?

インフォマーシャルとは、アメリカで生まれたテレビCMの一種です。
「インフォメーション」と「コマーシャル」を合わせた造語で、日本では主に、食品・健康食品・化粧品といった商品の宣伝で活用されています。その他、家電、旅行など多様なジャンルでも用いられています。

一般的なテレビCMとの違いは? 
インフォマーシャルと一般的なテレビCMの違いは、
主に「尺の長さ」「目的」です。

◆尺の長さ
一般的なテレビCMは15~30秒のものが多いですが、インフォマーシャルはもっと長い尺で商品の魅力 をしっかりと紹介します。バリエーションが豊富で、60秒、120秒、180秒、5分、14分、29分など、様々な長さのコンテンツがあります。

◆目的
一般的なテレビCMは、企業イメージや商品、サービスの認知度を高めることを目的としています。15秒〜30秒という短い放映時間の中で、いかにインパクトを与えたり、良いイメージをもってもらえるかを重視します。一方インフォマーシャルは、視聴者に注文や問い合わせなど、実際にアクションを起こしてもらう事を目的としています。そのために、長めの時間を使って商品・サービスの魅力を様々な方法でアピールします。また、放送の途中や最後に、価格やフリーダイヤルを表示してその場での問い合わせを促す、CTA(コールトゥアクション)というパートが入ります。

2:インフォマーシャルには種類がある!

インフォマーシャルは、尺や演出方法の違いでいくつかの種類に分かれます。そのうち、「テレビショッピングタイプ」「テレビ番組タイプ(長尺)」「テレビCMタイプ(短尺)」をご紹介します。

テレビショッピングタイプ

「ジャパネットたかた」に代表されるような、MC(販売員)がスタジオで商品・サービスの紹介をする実演販売スタイルのインフォマーシャルです。ライブ感があり、MCのトークによって商品の魅力をリアルにみせることができます。

※Youtubeからリンク(ジャパネットたかた/Panasonic/炊飯器) ※株式会社Doppoの制作実績ではありません

◆テレビ番組タイプ(長尺)

14分、29分などの長い尺を使って、商品の特徴・魅力を丁寧に紹介します。一般的に、様々な趣向を凝らした企画や、愛用者の声などで構成されます。放映時間が長いため、観ている人を飽きさせないような番組としての面白さも求められます。バラエティ番組や情報番組、ドキュメンタリー番組のような演出を取り入れる場合もあります。よって視聴者は楽しく情報を知れて、テレビで買い物ができるのです。通販番組を楽しみにしている視聴者は多いのではないでしょうか?

インフォマーシャルの中には、タレントを起用してさらに番組を盛り上げて構成されているものもあります。ターゲットとなる世代に人気のタレントを起用することでより商品を魅力的に感じてもらうことが出来ます。

※Youtubeからリンク(発酵紅参ゼリー) ※株式会社Doppoの制作実績ではありません

◆テレビCMタイプ(短尺)

60秒〜180秒、5分といった短い尺で構成されるものです。一般的なテレビCMと違い、短い尺の中で購入を決意していただかないといけないため、そのために如何にシンプルに商品の良さを伝え購買意欲を掻き立て、視聴者に行動を起こしてもらえるかを考えて制作をします。テレビCMとは違うロジック構成力、企画力が必要となりその道のプロフェッショナルが存在します。

※Youtubeからリンク(NIPPIコラーゲン) ※株式会社Doppoの制作実績ではありません

3:インフォマーシャルを作るメリットとは?

インフォマーシャルには、一般的なテレビCMとは違う独自のメリットがあります。

◆ダイレクトに視聴者の反応が分かる

インフォマーシャルの多くは、フリーダイヤルに誘導することがほとんどです。ですので放送後すぐに電話がなることでCMが効果的だったかどうかを判断することができます。また、最近ではウェブへの誘導を取り入れる場合もあり、検索数やホームページへのアクセス数でも反応を測ることができます。

◆クライアント様にとっては、流通コストや店舗費用がかからない

テレビ通販は事実上クライアント様の店舗の役割を果たしますので、コンビニやスーパーに卸したり、店舗を構えたりしなくても直接生活者に商品を販売することができます。

4:インフォマーシャル制作のポイントは?

インフォマーシャルは、尺が長い分情報量が豊富であることから、制作のポイントを理解しないまま制作すると訴求したい内容が散漫になり、何でも詰め込んでしまうことあります。そのため、制作前にポイントをおさえて取り組むことが大切です。ここでは、3つの制作ポイントについて説明します。

◆ターゲットを明確にする

インフォマーシャル制作において、ターゲットを明確に設定するようにしましょう。例えば、年代や性別など、商品を購入するメイン層を絞り込むことでアピール方法やインフォマーシャルを放映する番組も決めやすくなります。ターゲットが不明確だと、商品やサービスの魅力が伝わらない、効果的な広告にならない可能性があるため注意しましょう。

◆愛用者の声を届ける

ターゲットに近い属性のユーザーから引き出したリアルな声を盛り込み、商品やサービスをより身近に感じてもらうことで、視聴者の購買意欲を促進できるでしょう。愛用者の声は広告感を押さえ、視聴者が売り込まれていると感じるのを防ぐ効果があります。また、購入前にどういった用途で使用できるのかなどを理解してもらうことで、購入後のイメージのズレを防ぐことができます。購入後に顧客になってもらうためにも商品やサービスに対するイメージは重要な要素といえます。

◆商品の特徴を分かりやすく整理する

インフォマーシャルは、通常のTVCMと比べると尺が長く商品の特徴を丁寧に説明が出来ます。故に情報を詰め込みすぎて帰って分かりにくくしてしまうことがあります。そこで、商品の特徴や企業が伝えたいメッセージをできるだけシンプルに絞り込みインフォマーシャルに落とし込むが重要です。視聴者は何かをしながらテレビを見ていることが多いです。視聴者からするとたくさんの情報を一気に流し込まれるとついていけません。なのでできるだけシンプルに、ゆっくりと表現します。たくさんある商品の特徴をシンプルに整理するにはクライアントと制作者が十分に話し合いゴールを見つけていきましょう。たくさん議論されて、たくさん思考された内容はきっと視聴者に届くでしょう。

通販インフォマーシャル向けのクリエイティブを作りたい方へ

株式会社Doppoは、通販インフォマーシャルなど反響を起こす映像作りを得意としている制作会社です。福岡市に本社を置き、東京にも営業所がございます。是非、お問い合わせください。

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